テキストエディタ比較でBracketsに決定!

MacBook (2015)上でのNetBeansが相変わらず遅いのですが、長時間使っているとフリーズしてしまう、という現象も起きます。さすがに作業に支障が出るので、泣く泣く他の作業環境を探すことにしました。
Eclipseという選択肢を最初に検討すべきなのかも知れませんが、どうも肌に合わなくてNetBeansにした経緯がありますし、結局は重いのではないかという懸念がありますので、今回は全く新しい開発環境を探したいと思います。

まず、NetBeansの何が良かったのか、何の機能をもっとも良く使っているのか、を考えます。

・Gitが使いやすい。
・リモートサーバへのSFTPでのアップロードが確実に出来る。
・プロジェクト単位でファイル管理できる。

の3つが重要です。最初に検討した当初はsymfonyのサポートやデバッグ環境だったのですが、最近の利用状況からは重要視しなくてもよさそうです。
ついでに、MacとWindowsで同じ操作が可能、も選択基準に挙げておきます。

で、候補は以下の3製品です。

Sublime Text 3
Visual Studio Code
Brackets

Atomも遡上にあげてもよかったかと思いますが、これまた以前に試用したときになんとなく肌に合わなかったので、検討対象からはずしました。
また、並行して検討したのではなく、上から順に精査していったことも告白しておきます。

ではでは、思ったことを箇条書きでつらつら書いていきます。

Sublime Text 3

有名製品なので有償とは言え試してみたかった。
右側にテキストの全体が見えるのは使いやすそう。
日本語の取扱いが複雑で間違えそう。
Gitがコマンドベースなのがとっつきにくい。
ファイルの右クリックでコミットしたい。
コミットのコメントの仕方がよく分からなかった。

もうこの辺であきらめました。NetBeansがどれだけ使いやすかったか思い知らされました。

Visual Studio Code

ベータ版とは言え、とっつきやすさは好印象。
Gitもファイル単位ではコミットできないものの、そこそこ分かりやすく、流儀の違い、と納得できるつくり。
しかし、SFTPがない!
最近はリモートサーバで動作確認する作業が多いので、FileZillaなどの別ソフトでアップロードするのは億劫。
しかもアップロード先を間違うかもしれない可能性がある。
FTP syncなるExtensionはあるようですが、シンクロはして欲しくないしSFTPじゃないし…

かなり使いやすそうだったので、SFTPが無いのはとっても残念です。ベータ版じゃなくなったときには実装されるのではないかと期待しています。

正直に告白しますと、この辺であきらめかけてました。Coda買ってみようかな、とか、TextMateとSourceTreeとFileZillaで運用しようかな、とか。Fraiseは使いやすかったな、とか。
で、もう一度、Macだけでもいいからテキストエディタないかな、と探していたところ、Bracketsを見つけました。Adobeの製品なのにノーマークでした。

Brackets

第一印象はVisual Studio Codeに近い印象で見やすいな、でした。
Gitが使いやすい!僕のGitの使い方に合ってる。
SFTPもサポートしていました。

ちょっと詳しくご紹介。

修正したファイル、つまりはコミット対象がこんな感じでリストアップされます。

Brackets Git

コミットメッセージの入力もしやすい。

Brackets Git

eqFTPという機能拡張のSFTPの設定項目はこんな感じ。

Brackets SFTP

ファイル上で右クリックでアップロード可能。

Brackets SFTP

大変に失礼ながらダークホースでした。NetBeans 8.1を試して速度が改善されなければ、しばらくはBracketsを使ってみようと思います。

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